年を取ったな…。
27歳、そろそろおっさんに片足突っ込んでるかな…。
ド定番の泣ける系青春ストーリー。
主要人物が多くないのでサクサク読めた。
(たくさん出てくると覚えられない)
ストーリーは良い。
普段読んでるビジネス本も良いところはあるけど、良さのジャンルが違う。
ビジネス本を高たんぱく質な筋肉弁当だとすると、
今回の青春ストーリーはビターなチョコレートケーキのような本。
これは所謂ラノベってやつになるのかな?
会話文多めで、主人公目線のナレーション風な文章構成。
独特な言い回しとワードセンスが、妙にそそるものがあって読んでいて楽しかった。
ただ結構序盤の主要人物が出揃った段階で、
なんとなく次の展開を予想して、
それが的中してしまって(-_-)
結局最後の最後まで全て予想した通りのストーリーでしたね。
年を取ったというか、今までの人生経験が物語のネタバレをしてくる。
だとしても最後まで夢中で読めたのはこの作品の素晴らしいところ。
同じ出版社さんから似た感じの本が出てるので、また読んでみよう。