最近、ドラム式洗濯機の乾燥がバッチリではない日が多い。衣類は湿ってるし、ドアの丸いガラス面はびちょびちょ。そして手を突っ込むとぬるい。バッチリの日はアチアチに仕上がってる。春の季節になり気温が上がって洗濯物としては有利な状況になっているというのに。
なぜ乾かないのか、取扱説明書で調べるとフィルター掃除をするようにと書いてあったので、普段はやらない水洗いまでしっかりやった。けどそれだけでは乾かなかった。
次の対策としてネットで調べてみると、洗濯機の置いてある部屋の換気能力うんぬんで結構仕上がりが変わるらしい。お風呂の脱衣スペースに設置してあるのでお風呂の換気扇の掃除をする。しばらくぶりに換気扇フィルターを見るとホコリでびっしり。こいつも普段はやらない水洗いまでしっかりやった。けどそれでも乾かなかった。
再び取扱説明書で調べる。乾燥を「念入りモード」でやってくれと書いてある。これはもはや最終手段に近い。これでダメなら洗濯する衣類を減らして分けて洗うしかなくなる。それだけは絶対に避けたい。念入りモードで回した結果、アチアチに仕上がって乾いた。私は乾燥に勝った。
ところで、なぜ急に乾かなくなったのか?それを解明せずして完全勝利にはならない。再びネットで検索した。ズバリな答えは見つけられなかったものの、それっぽい推理はできた。乾燥の時間は気温によって長くなったり短くなったりする。春になり気温が上がったことで乾燥の時間が短く設定された結果、不十分な乾燥になったんじゃないかと。しかし同じような気温でも乾いたり乾かなかったりする日があって、違いはなんだ?と毎日気にしながら生活していたが、ふと気づいたことがあって
「今日なんか肌寒いな?」
通常モードで回す。乾いてなかった。
「今日はあったかいな」
通常モードで回す。乾いていた。
「今日なんか肌寒いな?」
念入りモードで回す。乾いていた。
これらの日はそれぞれ気温は15℃前後で大差ない。けど空気感には差があった。なるほど、そういうことか。人も春は服装に悩む日が多いけど、洗濯機も春は悩むのか。同じような気温でも「空気感」によって仕上がりが左右されてしまうらしい。なんか親近感が湧くな。私の肌感と洗濯機の乾燥感を合わせるように洗濯を選択する必要があるようだ。